正直な話、暗号資産取引所で一番のおすすめは「GMOコイン」です。多くのユーザーを満足させている取引所・販売所であることは間違いありません。
その理由は手数料が安いからです。取引の方法によっては、手数料を報酬としてえることも可能です。
この記事では、GMOコインの魅力や手数料について、登録方法、利用方法を紹介します。
手数料については分かりにくい部分が多いと思いますが、なるべく誰でも分かりやすく噛み砕いて解説します。
この記事を読むメリット
・GMOコインの概要がわかる
・GMOコインの手数料の仕組みが理解できる
・GMOコインの口座開設の方法がわかる
・アプリやWEBサイトを利用して、仮想通貨売買の方法がわかる
GMOコインの特徴|スプレッドや手数料の安さが魅力
GMOコインは国内大手の仮想通貨取引所・販売所です。
仮想通貨の売買をはじめとするさまざまなサービスを展開しています。特徴的である内容として仮想通貨の売買で発生する手数料が安いことと、取引所でマイナス手数料が受け取れることです。
GMOコインの概要や具体的な魅力について解説します。
GMOコインの概要
GMOコインは、東証プライム上場企業であるGMOインターネットグループのグループ会社です。GMOインターネットグループはインターネットインフラ事業を多く展開しており、仮想通貨取引所の事業をおこなう会社としてGMOコインが設立されています。
その他概要については以下の通りです。
GMOコイン | |
---|---|
取引所手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
販売所手数料 | 無料(スプレッドが生じる) |
送金手数料 | 無料(上限あり) |
日本円入金手数料 | 無料 |
日本円出金手数料 | 無料(大口出金は440円) |
取引最低額 |
など |
取り扱い通過数 | 23種類 |
レバレッジ | 2倍 |
キャンペーン内容 | 暗号資産(仮想通貨)購入で 毎日10人現金1,000円プレゼント |
主要仮想通貨の送金手数料が基本的に無料である国内大手の取引所はGMOコインのみです。
例えば、他の国内大手取引所ではリップル(XRP)のような限定的な仮想通貨の送金手数料は無料でも、ビットコイン(BTC)やイーサ(ETH)のような主要仮想通貨の送金手数料は発生することが多いです。しかし、GMOコインは全ての仮想通貨で基本的に送金手数料が無料です。
また、販売手数料が無料であると記載していますが、仮想通貨の販売価格にスプレッドという手数料が含まれた状態で販売されています。
GMOコインはマイナス手数料が受け取れる|手数料がマイナスとは
GMOコインの取引所の手数料は、Makerが-0.01%、Takerが0.05%です。
Maker(メイカー)とは?
Maker(メイカー)とは、取引板(売買履歴)にない価格で注文する取引のことです、取引板にない価格を提示することにより、取引の流動性保ちます。指値取引でのみMaker注文が可能ですが、指し値注文が必ずしもMaker注文となるとは限りません。
確実にMaker注文したい場合は、「Post-Only」などの項目にチェックを入れて注文する必要があります。「Post-Only」にチェックを入れることにより、Maker注文になったときのみ約定します。
Taker(テイカー)とは?
Taker(テイカー)とは、すでに取引板に並んでいる内容から注文を行う方法です。一般的には全ての成行注文や取引板の情報から指値注文する方法がTaker注文です。
Makerはマイナス手数料が受け取れるという内容がGMOコインの大きな特徴です。
マイナス手数料とは、注文して約定することにより取引所から報酬として手数料をもらうことです。取引所に手数料を支払うことが一般的ですが、取引所で行われる取引の流動性を保つために、ユーザーによるMaker注文は取引所にとってメリットがあり、報酬が支払われます。
取引所は、頻繁に取引がおこなわれて、取引板が流動的である方がユーザーにとっては魅力的です。さまざまな価格で仮想通貨が売買されている方が、売買が成立するチャンスが多いと判断できるからです。
そのため、Maker注文者に取引所が報酬として手数料を逆に支払うというシステムである、マイナス手数料というサービスが存在します。
GMOコインは国内の取引所の中でも数少ない、マイナス手数料のシステムを提供する取引所です。
GMOコインのサービス内容
GMOコインは、販売所や取引所をはじめとする多くのサービスを提供しています。
GMOコインのサービス一覧
- 販売所・取引所
- 暗号資産FX
- つみたて暗号資産
- 2種類の貸暗号資産
- ステーキング
それぞれの内容について解説します。
販売所・取引所
GMOコインは取引所と販売所で仮想通貨の売買が可能です。
販売所では、GMOコインがそれぞれの通貨のレートを加味して設定した価格で仮想通貨の売買をおこないます。そのため、手数料は無料であっても、仮想通貨の価格にスプレッドという形で手数料が上乗せされた状態で販売されています。
GMOコインの取引所では、マイナス手数料のシステムが提供されているため、手数料の節約が可能です。Taker注文でも他の国内取引所と比べると手数料が安いです。
その他にも、日本円の入出金や仮想通貨送金が限度額ありで無料という点もとても魅力的です。
GMOコインの取引所・販売所はアプリもしくはWEBサイトで利用できます。初心者の方や初めてGMOコインを利用する方もスムーズに操作できる設定になっています。そのため、GMOコインの利用を考えている方も安心して利用できます。
暗号資産FX
引用:GMOコイン公式サイト
GMOコインでは暗号資産FXというサービス名で、レバレッジ取引できます。
レバレッジとは?
レバレッジとは、暗号資産を購入できる金額に対し、規定内で投資額に対して数倍の借入をおこない、所持している金額以上の仮想通貨を購入し、価格変動から大きなリターンを期待する投資方法です。
例えば、10万円で仮想通貨を購入できる状況で、GMOコインから10万円の借入を利用し、合計20万円分の仮想通貨を購入します。結果として、10万円分の仮想通貨を購入したレート変動による損益よりも、20万円分の仮想通貨を購入したレート変動の損益の方が大きくなります。
レバレッジは、大きなリターンを得ることもできますが、損をすることもあります。あくまで借入であるということを理解し、余剰資金内での運用を行なってください。
つみたて暗号資産
引用:GMOコイン公式サイト
GMOコインは500円から仮想通貨のつみたて投資ができます。積立できる仮想通貨はビットコインやイーサなどの主要通貨だけでなく、多くの仮想通貨でおこなえます。
積立頻度は、毎日、毎月など好きなタイミングで設定できます。
長期的に仮想通貨の運用をおこなう方にとってはおすすめの仮想通貨投資方法で、仮想通貨の変動を気にすることなく一定額を投資し続けます。その結果として、リスクを最小限に抑えられます。
2種類の貸暗号資産
引用:GMOコイン公式サイト
GMOコインに所持している暗号資産を貸し出して、年利をもらうサービスです。
GMOコインの貸暗号資産には「ベーシック」「プレミアム」の2種類があります。それぞれの違いについては以下のとおりです。
ベーシック | プレミアム | |
---|---|---|
年率 | 最大年率8% | 年率15%以上 |
貸し出し期間 | 3ヶ月もしくは1ヶ月 | 1週間〜2ヶ月 |
最小貸し出し量/回 | 0.1BTC | 0.5BTC |
最大貸し出し数量 | 100BTC/月 | 募集の都度決定 |
特約レート | - | 募集の都度決定 |
必要証拠金 | - | 貸出暗号資産数量 × 特約レート × 50% に相当する日本円(小数点以下切り上げ) |
プレミアムは以下のように募集された時に、必要証拠金ほどの仮想通貨が担保されれば申し込みできます。
まずは、ベーシック貸暗号資産から挑戦してみてください。
ステーキング
引用:GMOコイン公式サイト
GMOコインでは国内取引所としては珍しく、ステーキングのサービス利用できます。
ステーキングとは、一定期間仮想通貨を保持し続けることにより、仮装通貨を増やすサービスです。貸暗号資産と似たようなサービスですが、ステーキングはいつでも売買、送付が可能であるのに対し、貸暗号資産は基本的には途中解約不可です。
貸暗号資産の方が期間に縛りがありますが、ステーキングよりも多くの種類の仮装通貨の貸し出しが可能です。
ステーキングの利用ができる仮想通貨は以下のとおりです。
引用:GMOコイン公式サイト
ステーキングの良いところはとにかくお手軽に利用できるところです。一定期間以上売却しない上記の仮想通貨を保有している場合、積極的にステーキングして数量を増やすことも上手な運用方法の一つです。
GMOコインのログイン登録・口座開設の方法
GMOコインのアカウント作成と口座開設の方法を紹介します。
また、GMOコインで口座開設をする場合、本人確認書類をスマートフォンのカメラで提出するため、あらかじめ準備しておいてください。
【本人確認書類】
- 運転免許証(運転経歴証明書)
- マイナンバーカード(通知カード不可)
- パスポート(日本国が発行する旅券)
- 各種健康保険証
- 住民基本台帳カード(顔写真あり)
- 住民票の写し
- 住民票記載事項証明書
など
GMOコインのアプリからアカウント登録・口座開設の方法
アプリから登録
- 「GMOコイン」アプリをインストール、「アカウント」の「無料で口座開設」を選択
- メールアドレス、パスワードの入力してアカウント登録
- メールを受信し、本文に記載されているURLを選択
- ログイン状態から「口座開設」の画面が表示され、個人情報の入力
- 「本人確認書類」をスマートフォンのカメラで撮影して提出
- 口座開設コードがメールで届くため、表示された画面で入力して口座開設完了
アプリはGoogle PlayやApp Storeで「GMOコイン」で検索してインストールしてください。
アカウント登録後は、WEBページへ移行して口座開設の手続きが始まります。
引用:GMOコイン公式サイト
個人情報の入力や本人確認書類の提出をおこなって、口座開設完了です。
GMOコインのWEBサイトからアカウント登録・口座開設の方法
公式サイトから登録
- 「GMOコイン公式サイト」へアクセス
- 「今すぐ口座開設」を選択し、メールアドレス、パスワードの入力してアカウント登録
- ログイン状態から「口座開設」の画面が表示され、「本人確認書類」をスマートフォンのカメラで撮影して提出
- 口座開設コードがメールで届くため、表示された画面で入力して口座開設完了
GMOコイン公式サイトへアクセスして口座開設します。
引用:GMOコイン公式サイト
アカウント作成した後に、そのまま口座開設を行います。
引用:GMOコイン公式サイト
個人情報の入力、本人確認書類の提出など、表示されるWEBページの内容に沿って登録してください。
また、仮想通貨の売買ではアプリが利用しやすいため、アプリのインストールもあわせておこなうと便利です。
GMOコインの利用方法
GMOコインの日本円入出金方法、仮想通貨の売買などの利用方法を紹介します。
GMOコインの日本円入金方法|手数料無料
GMOコインで仮想通貨の売買をおこなう場合、GMOコインの口座に日本円の入金をおこないます。アプリ、公式サイトどちらでも入金できます。
手数料は無料です。
日本円入金方法
- GMOコインのアプリ起動もしくは公式サイトへアクセス
- メニューの「入出金」欄の「日本円」を選択
- 「即時入金」「振込入金」から入金方法や銀行などを選択もしくは入力
- 即時入金:GMOコインのアプリもしくは公式サイトから提携している銀行を選択して、入金額を指定、各銀行口座から入金申込み
振込入金:入金する口座情報が表示されるため、表示内容に沿って各銀行で振込申込
GMOコインで日本円を入金する際、「即時入金」「振込入金」の2通りの入金方法から選んで入金します。
GMOコインの入金は基本的に手数料が発生しないため、どちらで入金しても大きな違いはありませんが、GMOコインと提携しているネット銀行で入金する場合は「即時入金」、それ以外の銀行から入金する場合は「振込入金」を選んでください。
GMOコインで仮想通貨の売買
GMOコインで仮想通貨の売買をおこなう方法を紹介します。アプリと公式サイトで売買の方法はほとんど違いがないため、アプリで「販売所」「取引所」で売買する方法を解説します。
販売所で売買する方法
販売所で売買する方法
- GMOコインのアプリ起動して、ログイン
- 「販売所」タブを選択し、売買する仮想通貨を選択
- 売買する数量もしくは金額を入力
- 「売却」もしくは「購入」を選択し、「注文確定」を選択
販売所は売買する数量もしくは金額を入力するのみで、売買できます。初心者の方でも簡単に取引できます。
取引所で売買する方法
取引所で売買する方法
- GMOコインのアプリ起動して、ログイン
- 「取引所 現物」タブを選択し、売買する仮想通貨を選択
- 「注文」を選択し、「成行」もしくは「指値/逆指値」のどちらかを選択
- 成行:売買する数量のみ指定し、価格は指定しない注文方法
- 指値:売買する数量と価格を指定して注文し、売買の条件が一致するユーザーが現れたら約定。Maker注文としてマイナス手数料を得たい場合は指値で「Post-Only」にチェック
- 数量や価格を入力し、「確認画面へ」選択し「注文確定」を選択
GMOコインで仮想通貨の売買をおこなう場合、手数料の安い取引所で売買することにチャレンジしてください。また、マイナス手数料の報酬をえるということにもチャレンジしてみてはどうでしょうか。
GMOコインの日本円出金|手数料無料
GMOコインで仮想通貨を売却して、えた日本円を銀行口座へ出金する方法を紹介します。
こちらもアプリと公式サイトで手順に違いがないため、アプリで出金する方法を紹介します。
手数料は無料です。
日本円を出金する方法
- GMOコインのアプリ起動して、ログイン
- メニューから「入出金」、「日本円」を選択
- 「出金」タブを選択し、出金先の銀行や振込日などを確認し、出金依頼額を入力
- 2段階認証を行い、「確認画面へ」を選択し「確定」
出金先である口座情報の入力などをおこなうことにより、簡単に出金できます。
GMOコインの口コミ・評判
GMOコインは、魅力的な大手仮想通貨取引所・販売所であることはわかると思いますが、実際に利用している他のユーザーの口コミ・評判について紹介します。
良い口コミ・評判
良い口コミ・評判から紹介します。
海外取引所を利用する方も、GMOコインを使っている方は多いです。送金方法が簡単で、とてもスムーズに取引できます。
ネット大手GMOが運営する仮想通貨取引所です。
他にも仮想通貨取引所がありますが、GMOコインが一番利用しやすかったです。
なにより、GMOはネット業界で大手の部類に入るので、仮想通貨という不安な通貨を運営するには
信頼がおける会社で取り引きしたいと思い、GMOコインを利用しました。
さすがGMOが手がける取引所だけあって、サイトは非常に利用しやすいです。
レイアウトも素人の私でも簡単に分かるようになっていて、非常に使いやすいです・
アプリや公式サイトはとても使いやすい作りになっています。そのため、初心者の方も無駄なストレスを感じることなく、仮想通貨の運用が可能です。
その他にも、多くの手数料が無料であることに対するポジティブな口コミ・評判が多かったです。
良くない口コミ・評判
GMOコインは多くの良い口コミ・評判がありますが、良くない口コミ・評判も存在します。
主人がこの取引所を使っていたので、安心なのでここを選びました。
ここしか知らないので、比較はできませんが、手数料も無料ですし、
仮想通貨も有名なもので厳選しているので、信頼できます。
スマホサイトで取り引きしているのですが、使いやすいです。
サイトの内容もシンプルで、なんの迷いもなく操作ができます。
不満といえば、チャートが見にくい点です。
長い目での値動きや短期的な値動きをみたいのですが、
グラフが見にくく、分析ができないです。
GMOコインについての良くない口コミ・評判はとても少ないです。しかし、チャートの見づらさなどの慣れたらどうにかなるような評判は何件か存在しました。
他の仮想通貨取引所を利用したことない方は、比較対象が少ないため、チャートの見づらさを感じることはあまりないと考えられます。
GMOコインでは、手数料の安さから良くない口コミ・評判が異常なほど少ないです。
GMOコインについてよくある質問
GMOコインについてよくある質問について解説します。
GMOコインの手数料を節約するには?
GMOコインで仮想通貨の売買で手数料を節約するためには、「取引所」を利用してください。
販売所では手数料が無料であると掲載されていますが、スプレッド(手数料)を含んだ価格で仮想通貨を販売しています。そのスプレッドは取引所の手数料よりも高い場合が多いです。(販売所のスプレッドは5%前後であるとされています)
GMOコインでは送金手数料が無料であるという特徴があるため、手数料を徹底して節約したい場合は取引所で売買してください。
GMOコインの出金時間は?
GMOコインで日本円出金依頼を受け付けている時間は6:15~17:00、18:00~5:45です。
17:00までの出金依頼は翌金融機関営業日に反映、土日祝、18:00以降の出金依頼は翌々金融機関営業日の反映です。
まとめ
人気の大手暗号資産取引所・販売所のGMOコインについて解説しました。
GMOコインは送金手数料が無料でマイナス手数料の利用ができるという、手数料を抑えたいユーザーにとってはとてもオススメの取引所・販売所です。
NFTの売買をおこなう方も、送金手数料が無料であることからGMOコインを利用していることが多いです。これから、NFTの運用をおこなう方、仮想通貨の運用をおこなう方はGMOコインで口座開設から始めてください。