白いPCを組み立てる際に、水冷式CPUクーラーのNZXT KRAKEN ELITE RGB 360を搭載しました。
2023年5月に発売されたばかりのもので、購入を考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、筆者がKRAKEN ELITE RGB 360を選んだ理由や概要、実際の取り付け風景などを紹介します。
こんな感じで作成しました。
結論から伝えると、性能や見た目が良くてめちゃくちゃおすすめです。
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KRAKEN ELITE RGB 360を選んだ理由
今回KRAKEN ELITE RGB 360を選んだ理由はそこまで深くなく、水冷クーラーで3基ファン搭載であればどれでも良かったです。
正直なところ冷却性能で選んだわけではありませんが結果として満足しています。
多くはないですが、選んだポイントはあるので紹介します。
KRAKEN ELITE RGB 360を選んだポイント
- 水冷式クーラーで3基ファン
- PCケースをNZXT H9にすることを決めていたので、親和性の高そうなファン
- 白い水冷式CPUクーラー
- 液晶パネルの視野角
- 最新モデルのKRAKEN
それぞれの選んだポイントについて紹介します。
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水冷式クーラーで3基ファン
筆者は空冷式のCPUクーラーは利用したことがありますが、水冷式のCPUクーラーを使用したことがありませんでした。
冷却性能は空冷式クーラーよりも水冷式クーラーの方が高いというのが通説であるため、どのように違いがあるのか確認してみたかったという興味で選んだという点がかなり大きいです。
また、2基ファンではなく3基ファンを選んだ理由としては後述しますが、PCケースとのバランスを考えています。
PCケースをNZXT H9にすることを決めていたので、親和性の高そうなファン
水冷式クーラーを選ぶ前に、利用するPCケースを選んでいたため、PCケースと親和性の高そうなCPUクーラーを考えました。
結果として、ケースと同じメーカーのNZXTを選ぶことでバランスがいいと思いKRAKENを選択しました。
写真でも分かるとおり、かなりいい感じに馴染みます。
PCケースのNZXT H9 ELITEについては下記記事でまとめています。
-
NZXT H9 Eliteで白いPC自作レビュー|KRAKEN Elite RGB 360と相性バツグン
白いPCを作成するために、PCケースは自由度が高い白いPCケースであるNZXT H9 Eliteを選んで組み立てました。 NZXT H9 EliteとKRAKEN Elite RGB 360を組み合わ ...
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白い水冷式CPUクーラー
今回は白を基調としてPCを組み立てるため、水冷ヘッドやチューブ、ファンの部分が白いものを選ぶことは決めていました。
液晶部分はさまざまカスタマイズできるということで、そのほかの部分は白いものを選択しようとすると、あるていで商品が限られます。
液晶パネルの視野角
使ったPCケース NZXT H9 ELITEはさまざまな視点から内部が見えるため、水冷ヘッドの液晶もさまざまな視点から見えるものにしました。
他の水冷式クーラーで液晶が搭載されているものはさまざまあります。
しかし、液晶部分にこだわったものはそこまで多くありません。
実際に利用してみると、どのような角度からもかなり綺麗に液晶を見られます。
最新モデルのKRAKEN
KRAKEN ELITE 360は2023年5月に発売されたばかりの最新モデルです。
前身モデルとして「Kraken Z73 RGB」があり、大きな違いはラジエーターヘッドや付属しているファンの形状が多少異なります。
KRAKEN ELITE RGB 360(最新モデル) | Kraken RGB Z73 |
---|---|
価格差はあまりないですが、最新モデルのKRAKEN ELITE RGB 360方が約1,000円高いです。
性能の違いについては後述します。
KRAKEN ELITE RGB 360概要|Z73 RGBと比較
KRAKEN ELITE 360 RGBの概要を前身の同等モデルである、Z73・X73と比較しながら紹介します。
ELITE 360 RGB | Z73 RGB | |
---|---|---|
見た目 | ||
水冷ヘッド |
|
|
ラジエーターサイズ | 394 x 124 x 27 mm | 121 x 394 x 27 mm |
ウォーターブロックサイズ | 直径81.9 x 高さ59.5 (mm) | 直径79 x 高さ52 (mm) |
ポンプ速度 | 800 ~ 2800 ± 300 RPM | 800 ~ 2800 ± 300 RPM |
ファン風量 | 78.86 CFM | 17.48 ~ 52.44 CFM |
ファンノイズ | 33.88 dBA | 22 ~ 33 dBA |
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ELITE RGB 360の方が冷却性能が多少向上しています。
CPUの冷却に関係のあるラジエーター周りが改良されています。
しかし、同時利用していないので判断しかねますが、実際に利用してみると数値ほどの違いを感じられないような気もします。
ファンによるノイズはほとんど違いがありませんが、 ELITE 360 RGBの方が冷却性能が高い分、ファン動作が落ち着き、結果的にファンの音が小さくなるということはあります。
液晶部分についてはかなり改良されており、とても綺麗に表示されるような仕様になっています。
ELITE RGB 360とZ73 RGBの違いまとめ
- ELITE 360 RGBの方が冷却性能が多少高い
- 液晶表示がさらに綺麗に
KRAKEN ELITE RGB 360実際の取り付け風景
KRAKEN ELITE 360 RGBを取り付けたときの風景を紹介します。
取り付けの流れ
- ファンの取り付け(筆者はケースに固定するためのものに取り付けを忘れました)
- 配線(分岐ケーブルやコントローラーへ接続)
- マザーボード側にラジエーターヘッドソケット固定用のネジ取り付け
- 必要に応じてラジエーターヘッドの固定ソケット取り付け(AMD製のCPUの場合は必要)
- グリスは塗られている(使いたいグリスがある場合は塗り替え)
- 取り付け
ファン取り付け | 気合いの配線(分岐ケーブルやコントローラーへ接続) |
ラジエーターヘッドソケット固定用のネジ取り付け | 必要に応じて固定用ソケットの取り替え(AMD製のCPUの場合は必要)
グリスは既に塗られている状態であるため、そのまま取り付けできます。 |
取り付け | 取り付け |
多くの方は初めてKRAKENをPCケースに取り付けたり、配線したりします。
筆者も失敗を繰り返してなんとか取り付けをしました。
難しい部分があると思いますが、根気強く取り付けをしてみてください。
また、グリスについては既に塗られているものをそのまま利用していますが、1ヶ月後などにメンテナンスで塗り直す予定です。
NZXT CAMで液晶パネルをさまざまカスタマイズ可能
液晶パネルの内容は「NZXT CAM」というKRAKEN管理ソフトで変更できます。
液晶パネルの画像についても、さまざまあるため好きなものを選択できるのではないでしょうか。
液晶は「CPU温度」「GPU温度」「Spotifyとの連携」「時計」など、以下のようにさまざまな設定が可能です。
文字の色などを変更できるため、カスタマイズ性があって楽しめます。
自分なりのGIFデータを取り込むことも可能です。
(https://twitter.com/anime_oshinoko:『【推しの子】』TVアニメ公式のツイートから引用)
実際の冷却性能はどうなのか
通常時は常にCPU温度40℃以下をキープしているような感じです。
FinalFantasy ⅩⅤ BENCHMARKの高画質で負荷をかけてみましたが、60°Cまで向上するかしないかくらいを維持していました。
筆者的には90℃くらいまで大丈夫だと考えているので、冷却性能はかなり高いのではないでしょうか。
これから、高負荷のゲームや動画編集などをたくさんおこなうため、その時の冷却性能で分かったことがあれば追記します。
KRAKEN ELITE RGB 360を紹介した短編ストーリー動画
KRAKEN ELITE RGB 360を紹介した動画も作成しましたので、楽しんでみてください。
KRAKEN ELITE RGB 360まとめ
KRAKEN ELITE 360 RGBは他のメーカーの水冷式CPUクーラーと比較しても、高機能なものです。
冷却性能はもちろんですが、液晶パネルの見栄えもかなりおすすめです。
筆者は見た目にかなりこだわったPCを組んだため、KRAKEN ELITE 360 RGBにかなり満足しています。
まだまだ、伝えきれない部分があると思うので、わかったことがあれば随時更新します。
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