白いPCを作成するために、PCケースは自由度が高い白いPCケースであるNZXT H9 Eliteを選んで組み立てました。
NZXT H9 EliteとKRAKEN Elite RGB 360を組み合わせることにより、上から見ても側面から除いてもイルミネーションが綺麗に見える仕様です。
かなりおすすめのPCケースであるため、これから白いPCを組む方におすすめです。
NZXT H9 Eliteを選んだ理由や概要、ファンの取り付けなどの風景を紹介します。
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白いPCに搭載した各種PCパーツを下記記事で紹介しているので、あわせてご確認ください。
NZXT H9 Eliteの魅力や選んだ理由|白いPCにおすすめ
「白いPC」を自作しようと考えてさまざまなPCケースを比較して検討しました。
その中でもNZXT H9 Eliteを選んだ理由はいくつかあるので紹介します。
NZXT H9 Eliteを選んだ理由
- さまざまな角度から内部が見えるため、自由度高く白いPCを構成できる
- 他の白いPCケースはフロントファンの部分がグレーであることが多い
- NZXT H9 Eliteは柱部分がないため、陰影が少ない透明感のある白を演出できる
- USBType-Cがフロント部分に搭載
- 配線が見た目に影響しにくく、収納しやすい
それぞれの項目の詳細について解説します。
内部が丸見えで配色の自由度が高い|白いPCのつもりが無限色のPCに
このケースの多いな魅力ですが、正面・側面が透明ガラスであるため、他のPCケースよりもPC内部を見やすい作りになっています。
白いPCを作成していますが、内部のLEDを操作することにより、さまざまな表現が可能です。
無限色のPCといっても過言ではないです。
他の白いPCケースはフロントファンの部分がグレーであることが多い
実際の見た目や設置する部屋によっては白に見えるかもしれませんが、筆者の部屋は少し暗いため以下のようなPCケースは白色に見えない可能性があると考えました。
白いPCケースを探していて気づいたことですが、白いPCケースでも白に見えない部分が多いケースは多くあります。
それは仕方がないことで、PCケースはケースファン周辺やスイッチパネル周辺はどうしても、性能を維持するために白でなくなってしまうことが多いです。
例えば、ケースファンの部分には陰影の影響で灰色に見えるメッシュ(網)を設置しなければ、埃などの影響によりPCの耐久性に関わります。
白いPCケースでも、PCの耐久性を落とすというのはナンセンスであるため、仕方がないことです。
しかし、NZXT H9 Eliteは、灰色に見えるようなところは排除し、ファンの位置や構造を工夫することにより、限りなく白いPCケースに仕上げています。
結果として、作り手によってさらに理想の白いPCケースを作り上げることを可能にしています。
側面・正面から内部が見える仕様は、白いPCを作るユーザーにとっては相性がいいと考えられます。
NZXT H9 Eliteは柱部分がないため、陰影が少ない透明感のある白を演出できる
通常のPCケースとは異なり、柱部分が少ないということで、陰影が少なく、透明感のある白を演出できます。
※後ろの壁のマスキングテープはナノリーフ設置のため
PC本体は側面よりもこの角度から見ることが意外と多く、この角度でも綺麗に見えるのはポイント高いのではないでしょうか。
また、上記写真の用に内部のLEDファンなどを駆使して影をなくせば、見える面積の90%以上は白くなります。
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USBType-Cがフロント部分に搭載
フロント部分にUSBType-Cが搭載されていることもポイントが高いです。
USBType-Cをフロント部分で使いたいと考えていたので、PCケース選びの重要項目としても考えていました。
今回搭載したマザーボードは、USBType-Cをフロントに接続できるASRock Z790 STEEL LEGENDです。
マザーボードについての紹介も下記記事で紹介しています。
-
ASRockマザーボード|Z790 STEEL LEGEND WiFiレビュー(白いPCに搭載)
「白いPC」を組むために、ハイスペックでおしゃれなマザーボードを探し、ASRock(アスロック)のZ790 STEEL LEGEND WiFiを搭載することに決めました。 この記事では、Z790 ST ...
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配線が見た目に影響しにくく、収納しやすい
配線が見た目に影響しにくく、収納しやすいといという点は本当に助かりました。
今回はRGBファンを多く利用しているため、どうしても配線が複雑になってしまいます。
しかし、配線はほぼ完全に隠れ、収納もしやすいため、筆者の配線の苦労は外から見えません(とても良い!)。
before | after |
---|---|
筆者は極端なめんどくさがり屋で大雑把ですが、このように配線は外から見えません。
美しいでしょ?
NZXT H9 Eliteの概要|NZXT H9 Flowとの違い
NZXT H9 Eliteの概要について紹介します。
同じような形状でNZXT H9 Flowというモデルもあるので、比較しながら紹介します。
NZXT H9 Elite(使用したPCケース) | NZXT H9 Flow | |
---|---|---|
見た目 | ||
カラー | 白/黒 | 白/黒 |
大きさ | 幅290x 奥行466x 高さ495 mm | 幅290x 奥行466x 高さ495 mm |
対応CPUクーラー | 高さ165mmまで | 高さ165mmまで |
対応GPU | 奥行435mmまで | 奥行435mmまで |
ドライブベイ | 2.5インチ(x4+2)
3.5インチ(x2) |
2.5インチ(x4+2)
3.5インチ(x2) |
搭載済みファン |
|
|
内容物 |
RGB & Fan Controller V2 |
ー |
価格 | 約32,000 | 約22,000円 |
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大きな違いは以下のとおりです。
違い
- ケース上部
- 搭載ファンのRGB有無
- RGBコントローラー付属有無
H9 Eliteに標準搭載されている背面ファンはRGB仕様でないため、光らせたい場合はRGB仕様のファンに交換する必要があります。
ケースファンのおすすめはこちらです。
ファン単品 | ファン3個とコントローラーセット |
---|---|
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筆者はケースファンを全て取り替えで、「ファン単品」を1つ、「ファン3個とコントローラーセット」を2セット購入して取り付けています。
NZXT H9 Eliteファンの取り替え風景
ケースファンは全て取付変えています。
今回はNZXT KRAKEN Elite RGB 360という水冷クーラーを搭載しています。
-
KRAKEN ELITE RGB 360レビュー|白いPCに取り付け設定
白いPCを組み立てる際に、水冷式CPUクーラーのNZXT KRAKEN ELITE RGB 360を搭載しました。 2023年5月に発売されたばかりのもので、購入を考えている方も多いのではないでしょう ...
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NZXT KRAKEN Elite RGB 360は標準搭載で光るファンを搭載しています。
そのほかのケースファンについては、光らないものや光りかたが違うものがあり、統一感を出すために全てのケースファンを前述したケースファンに取り替えています。
また、今回はRGBファンが多く、マザーボードの内部USB端子が足りなくなったため、別売りの内部USBハブを活用しています。
光らない背面ファンの撤去 | 標準搭載されているファンは全て取り除く |
上部・下部にファン設置 | ケースファンが標準搭載されている部分に水冷ファンを搭載 |
気合いの配線(ケース付属コントローラー・3個ファンのコントローラーに接続) | 接続するRGBファンが多いため別売り内部USBハブ接続 |
配線については少し複雑ですが、接続できるところに接続していくという感じで配線しました。
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NZXT H9 Elite以外に購入したもの
前述しているように白くておしゃれなPCを自作するために、さまざまケースファンや関連品を購入したので、まとめておきます。
ファン単品 | ファン3個とコントローラーセット |
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その他のPCパーツについては、他の記事で紹介しているので、参考にしてください。
NZXT H9 Elite ホワイト以外に候補に挙げたPCケース
筆者は理想の白いPCを組み立てるためにさまざまなPCケースを候補として挙げたので、その内容も紹介します。
Lian Li O11 AIR MINI WHITE | NZXT H7 Elite White |
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OWL-PC4303 | NZXT H9 Flow White |
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NZXTの白いPCケースは魅力的なものが多いため、白いPCを組み立てる場合はおすすめです。
そのほかにも、各メーカーで魅力的な白いPCケースを発信しています。
例えば、「Lian-Li 」は海外でも人気のPCケースであったり、「OWL-PC4303」は実物も見ましたが、少し青みかかった白で、透明感があります。
PCケース選びのポイント
筆者が今回のPCケースの選びでポイントだなと感じたことを紹介します。
PCケースを選ぶポイント
- PCパーツとの互換性
- 理想のPCの完成形から実際のPCケースを見ながらすり合わせ
- 実際に見た方がいい
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それぞれの内容について解説します。
PCパーツとの互換性
PCケースには対応マザーボード(ATXやMicro-ATX、Mini-ITXなど)やCPUクーラー最大サイズ、グラフィックボード最大サイズなどがあります。
NZXTの場合はフルタワーであるため、ある程度自由度がありますが、そうでないPCケースもあります。
仕様などを確認し、対応するPCパーツを搭載する必要があります。
また、対応するPCパーツでも見た目が理想と異なることもあります。
例えば、筆者が組んだ白いPCでは、対応できるグラフィックボードでも少し見た目に影響しています。
グラフィックボードが少しはみ出てる | 視野角的に適正 |
---|---|
上記画像のとおり、グラフィックボードが2cmほどファンと被っています。
しかし、グラフィックボードのサイズとNZXT H9 Eliteのグラフィックボードを搭載するスペースは採寸して、あえてこの構成で組みました。
NZXT H9 Eliteの構造上、側面以外からでも内部が見えるため、逆に立体的で良いと思ってこの構成にしています。
このように、対応できるPCパーツのサイズでも見た目に影響するということもあるため、サイズ管理・互換性は重要です。
理想のPCの完成形から実際のPCケースを見ながらすり合わせ
自作PCを組む方の多くは理想とするPCの見た目やスペックがあることが多いです。
しかし、100%理想のPCケースというものは存在しにくいため、実際に販売されているPCケースと自分の理想をすり合わせて選ぶ必要があります。
例えば、筆者の場合はとにかく透明感のある白いPCケースがよかったのですが、なかなか存在しませんでした。
NZXT H9 Eliteという内部が丸見えのPCケースで自分なりにRGB制御やPCパーツのデザインで理想のPCにすることにしました。
理想のPCケースを探すには、実際に販売されているPCケースとのすり合わせが重要です。
実際に見た方がいい
できれば実際に店舗でPCケースの色合いやサイズ感などを確認した方がいいです。
ネット上の写真は商品が売れるように綺麗に加工されているケースもあります。
逆に、NZXT H9 Eliteのように、ネットの写真よりも実物の方が綺麗な場合もあります。
筆者の場合は、購入はオンライでおこないましたが、さまざまな店舗に行ってPCケースを見て確認しました。
下調べはしすぎるくらいにしたほうがいいです。
NZXT H9 Elite の見た目を利用した映像
H9 Eliteは見た目が特徴的であるため、自作PCを一つの作品として表現できます。
以下の動画は筆者が遊びで作った動画ですが、簡単な加工で面白くなります。
NZXT H9 Eliteまとめ
理想の白いPCを組み立てるために、NZXT H9 Eliteを選んで組み立てました。
PCケースはPCの見た目に影響するため、見た目重視のPCを組み立てる場合は妥協できません。
組み立てる前は理想のものになるのか不安でしたが、実際に完成すると理想以上のものになったと思います。
NZXT H9 Eliteの購入を考えている方にとって、参考になれば幸いです。
まだまだ、不備が多いため随時変更点や気づいた点を更新します。
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