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OMEN35Lモデレートモデルをお借りしたので、使用した感想などを踏まえて紹介します。
結論から伝えると見ためはOMENらしくとてもかっこいいモデルです。
しかし、購入するのであればこの記事で紹介するOMEN35LモデレートモデルよりもOMEN35Lアドバンスモデルがおすすめです。
その理由がわかるようにさまざま記載しているので、ぜひご確認ください。
OMEN35Lから自分にあったモデルを選ぶための参考になる内容です。
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また、当サイトはHP公式サイトで利用できる7%OFFシークレットクーポンの掲載を許可していただいているWEBサイトです。
他のセールと併用できないことが多いですが、必要であればご利用ください。
OMEN35LはCPU・GPU違いで4モデル|選び方解説
OMEN35Lは主にCPUやGPU、電源容量の違いで複数モデルあります。
(価格:2024年10月6日時点)
AMD製CPU搭載 | ||
---|---|---|
モデレートモデル | アドバンスモデル | アドバンスプラスモデル |
Ryzen 5 8500G | Ryzen 7 8700G | Ryzen 7 8700G |
GeForce RTX 4060Ti | GeForce RTX 4070 Super | GeForce RTX 4070Ti Super |
Kingston Fury 32GB (16GB×2) DDR5 RGB 5200 | ||
1TB PCIe Gen4 NVMe M.2 SSD | ||
600W | 850W | |
219,800円〜 | 278,000円〜 | 308,800円〜 |
Intel製CPU搭載 |
---|
パフォーマンスモデル |
Core i7-14700F |
GeForce RTX 4070Ti Super |
Kingston FURY 32GB(16GB×2)DDR5-4400 |
2TB PCIe Gen4 NVMe M.2 SS |
850W |
378,000円〜 |
OMEN35Lはセールモデルとして登場することが多いため、HP公式サイトにて開催されているセール情報をある程度把握しておく必要があります。
当サイトではHPのゲーミングPCのセール情報をまとめた記事があるので、こちらもあわせてご確認んください。
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最新HPのデスクトップゲーミングPCであるOMENのセール情報・7%OFFクーポンあり|ブラックフライデーセール第2弾
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OMEN35Lモデレートモデルのスペックについて解説
OMEN35Lモデレートモデルのスペックについてまとめると以下のとおりです。
項目 | OMEN35Lモデレートモデル |
---|---|
OS | Windows11 Home 64bit |
マザーボード | B650チップセット |
CPU | AMD Ryzen 5 8500G プロセッサー (6コア/12スレッド、16MB キャッシュ、最大ブースト 5.0 GHz) + Radeon グラフィックス |
CPUクーラー | 4ヒートパイプ 空冷クーラー 120mm ARGB (サイドフロー) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | Kingston FURY 32GB (16GB×2) DDR5-5200MT/s AMD EXPO 対応 RGB (最大128GB) |
ストレージ | 1TB PCIe Gen4 NVMe M.2 SSD |
無線(LAN/Bluetooth) | IEEE 802.11be (Wi-Fi 7)、 Bluetooth5.4 |
接続端子 | 【背面】
【天面】
|
電源ユニット | 600W (80 Plus Gold) |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 約 210 × 408 × 410 mm |
保証期間 | 1年間(引き取り修理サービス、パーツ保証、電話サポート) |
価格(2024年10月6日時点) | 219,800円〜
マウス・マウスパッド・キーボードセット |
公式サイトはこちら | 詳しくはコチラ |
それぞれのスペックについて詳しく紹介します。
同梱物|電源ケーブル・保証書・HPの取り組みに関する冊子
同梱物は電源ケーブルと保証書などです。
前回借りたOMEN40Lなどは電源が3ピンでしたが、OMEN35Lは2ピンでした。
個人的には「未来につながる、ともに歩く」はぜひ一読してほしい冊子です。
HPが地球のために行っている取り組みなどが紹介されています。
CPUについて|AMD Ryzen 5 8500G
項目 | OMEN35Lモデレートモデル |
---|---|
マザーボード | B650チップセット |
CPU | AMD Ryzen 5 8500G プロセッサー (6コア/12スレッド、16MB キャッシュ、最大ブースト 5.0 GHz) + Radeon グラフィックス |
CPUクーラー | 4ヒートパイプ 空冷クーラー 120mm ARGB (サイドフロー) |
搭載されているCPUはAMD Ryzen 5 8500Gです。
下の画像はCPU-ZにてCPUの情報を確認したものです。
6コアのうち4コアは消費電力の少ないZen 4cが搭載(2コアはZen 4)されています。
発熱を抑えた運用が可能ですがL3キャッシュの容量が少ないため、その特徴がゲームプレイ時のパフォーマンスにどのように影響するのかがポイントです。
Ryzen 7 7800X3Dなどのようなゲーム特化のCPUというよりも、グラフィックカード非搭載のコンパクトなPCで最大限のパフォーマンスを発揮するCPUというイメージです。
また、内臓GPUがRadeon 740Mであることが特徴ですが、OMEN35Lはグラフィックカードを搭載しているので関係ありません。
CPUクーラーは空冷式ARGB対応CPUクーラーが搭載されています。
電源OFF | 電源ON |
---|---|
Cinebench R23とFF15ベンチマークを同時に起動してCPUの温度をモニタリングしましたが、60℃後半ほどで落ち着いていました。
騒音レベルについても、ほとんど気にならない程度です。
CPU温度 | 騒音レベル |
---|---|
冷却性能はそこそこ高いCPUクーラーで、見た目もとてもおしゃれです。
ゲーミングPCらしいギラギラした仕様のPCを使用したことない方はウキウキするポイントです。
GPUについて|RTX4060Ti
項目 | OMEN35Lモデレートモデル |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti |
GPUにはNVIDIA GeForce RTX 4060 Tiが搭載されています。
グラフィックカードは下記画像のようにツインファンのものが搭載されています。
RTX4060TiのスペックはフルHDでゲームをプレイする際には十分なパフォーマンスを発揮するものです。
しかし、さまざまなゲームを高解像度で楽しみたいと考える方はRTX4070 SUPER/Ti SUPERを搭載した「アドバンスモデル」「アドバンスプラスモデル」を購入した方がいいと考えられます。
具体的なゲームプレイ時のパフォーマンスについては後述しているので、参考にしてください。
メモリ・SSDについて|Gen4 1TB・32GB(DDR5-5200)
項目 | OMEN35Lモデレートモデル |
---|---|
メモリ | Kingston FURY 32GB (16GB×2) DDR5-5200MT/s AMD EXPO 対応 RGB (最大128GB) |
ストレージ | 1TB PCIe Gen4 NVMe M.2 SSD |
メモリはOMENシリーズでは定番のKingston FURY 32GB (16GB×2)が搭載されています。
こちらもRGB対応であるため、目立つ形でギラギラ光らせることが可能です。
32GBという容量であればゲーミングPCとしては十分で、DDR5-5200が搭載されているため伝造速度も遅くありません。
ストレージはSSDが1TB搭載されています。
お借りしたモデルにはSamsung製のSSDが搭載されていました。
伝送速度についても確認しましたが、読み書き速度はそこそこ速いです。
搭載位置はグラフィックカードの上で、ヒートシンクなどは搭載されていませんでした。
SSD M.2 Gen4空きスロットがあるようですが、おそらくグラフィックカードの下にあります。
グラフィックカードはしっかりと固定されているため、自分で拡張するとしたら少し大変そうです。
3.5インチHDDやSSD用の拡張ベイが電源ユニットの右側にあるため、増設するのであればSATA接続でこちらを利用することになりそうです。
接続端子|十分な内容
項目 | OMEN35Lモデレートモデル |
---|---|
接続端子 | 【背面】
【天面】
|
搭載されている接続端子は十分な内容であると言えます。
ゲーミングデバイスをさまざま接続しても余裕があると考えれられます。
ゲームプレイだけでなく配信をすると考えて、キーボードやマウス、WEBカメラ、マイクを接続するとしてもすべて背面端子で接続できます。
また、背面だけでなく天面にもUSB Type-Cが搭載されているため、外付けストレージなどの接続が簡単におこなえます。
筆者の場合はSDカードリーダーや外付けSSDを利用するため、とても便利だと感じました。
背面端子 | 天面端子 |
---|---|
RGBはOMEN Gaming Hubで制御
RGBのパターンの変更はHP独自のソフトである「OMEN Gaming Hub」で変更できます。
OMEN Gaming HubはRGBの制御だけでなく、各PCパーツパフォーマンスのモニタリングやオーバークロックのON/OFFなどが可能です。
RGBの制御 | モニタリング |
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PBOのON/OFF(CPUの限界性能を向上) | パフォーマンスモードへ切り替え |
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基本的な管理はすべてOMEN Gaming Hubでおこない、BIOS画面を開く必要がなさそうです。
筆者はパフォーマンスコントロールにて「パフォーマンスモード」にし、メモリをオーバークロックにしてゲームをプレイしました。
デフォルトで使用してパフォーマンスを向上させたいと考える場合は同じような設定で使用してください。
外観について|本体サイズはちょうどいい
項目 | OMEN35Lモデレートモデル |
---|---|
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 約 210 × 408 × 410 mm |
本体サイズはミニタワーモデルのような大きさで、デスク上においたとしても圧迫感なく利用できます。
有線のキーボードやマウスを接続して設置したとしてもかなり余裕があります。
見た目のオシャレな感じはOMENならではといった感じです。
天面にはファンなどが搭載されておらず、吸気のためにメッシュになっているため、そこからPC内部の光が漏れて間接照明のような感じにもなります。
Cinebench R23・FF15ベンチマークの結果
Cinebench R23とFF15ベンチマークのスコアを確認しているので掲載します。
Cinebench R23
マルチコアのスコアは高くありませんが、シングルコアのスコアはRyzen 7 7800X3D同等以上でした。
しかしL3キャッシュ容量はRyzen 7 7800Xの6分の1であるため、ゲームプレイのパフォーマンスは圧倒的にRyzen 7 7800X3Dの方が上です。
Ryzen 5 8500GはCinebench R23のスコアだけで判断するとゲームプレイ時においてのパフォーマンスはまずまずなCPUであるといえます。
FF15ベンチマーク
フルHD(1920×1080) | WQHD(2560×1440) | 4K(3840×2160) |
---|---|---|
11816(とても快適) | 8821(快適) | 4905(やや快適) |
「非常に快適」が最もいい評価で、そこから下に「とても快適」「快適」「やや快適」です。
最高の評価項目ではありませんが、フルHDであればほとんどのゲームを快適にプレイできます。
具体的なゲームプレイ時のパフォーマンスについては後述しているので、参考にしてください。
ゲームプレイ時のパフォーマンス(フルHDでプレイ)
ゲームプレイ時のパフォーマンスについて紹介します。
OMEN Gaming Hubにて「パフォーマンスモード」「メモリオーバークロック」「PBOをON」にして最高のパフォーマンスの状態でフルHDでプレイしています。
ゲームタイトル | フレームレート(Ryzen 5 8500G) |
---|---|
Apexlegends | 【最高画質】フルHD:130fps |
VALORANT | 【最高画質】フルHD:250〜300fps |
FORTNITE | 【競技設定】フルHD:200〜250fps |
Cyberpunk2077 | 【デフォルト設定】フルHD:100fps |
FINAL FANTASY XVI | 【フルHD・画質「低」】:60fps |
過去にRyzen 7 5700X・RTX4060Tiを搭載したゲーミングPCでフレームレートを確認した際のデータも参考までに掲載します。
ゲームタイトル | フレームレート(Ryzen 7 5700X搭載) |
---|---|
Apexlegends | 【最高画質】フルHD:150fps |
VALORANT | 【最高画質】フルHD:300〜450fps |
Cyberpunk2077 | 【デフォルト設定】フルHD:70〜80dps |
正直なところ価格が安いRyzen 7 5700Xを搭載したモデルの方が若干パフォーマンスがいいです。
しかし、Ryzen 5 8500Gでも2024年時点での次世代ゲームタイトルにも対応できるパフォーマンスを発揮します。
Apexlegends|最高画質フレームレート130fps
APEXのプレイでは十分なパフォーマンスを発揮します。
APEXはある程度画質設定を落としてプレイすることが多いため、最高画質でプレイすることは少ないです。
最高画質でも十分なフレームレートでプレイできるため、余裕のあるゲームプレイが可能です。
しかし、エフェクトが多くかかるアルティメット利用時は100fpsほどまでさがります。
VALORANT|フレームレート250〜300fps
VALORANTも最高画質でプレイしていますが、対応リフレッシュレートが高いゲーミングモニターを使用することがおすすめできるほどのフレームレートでプレイができました。
瞬時の反応が勝敗を分けるFPSゲームでカクツキなどがあっては話になりませんが、OMEN35Lであれば快適にプレイができます。
FORTNITE|フレームレート200〜250fps
フォートナイトは競技設定で「描画距離:遠い」プレイしています。
こちらもフルHDであれば200fps以上のフレームレートが出るので快適にプレイできます。
余裕のあるパフォーマンスでプレイできたので、ユーザー好みの画質設定でも快適にプレイできると言えます。
Cyberpunk2077|100fps
Cyberpunk2077は重たいゲームの代表とも言えるゲームタイトルですが、デフォルト画質であればフレームレート100fpsほどでプレイできます。
ここまでフレームレートが高くなることは予測していませんでした。
フルHDであればどんなゲームも快適にプレイできるパフォーマンスがあると言えます。
FINAL FANTASY XVI|フルHD・画質「低」で60fpsほど
FF16をプレイするには最低限のスペックです。
フルHDで画質「低」でプレイするにもギリギリのパフォーマンスでした。
通常プレイ時のバトルシーンなどでは60fpsほどでプレイできますが、映像を楽しむシーン(プレイヤーが操作しないとき)ではカクツキが気になると考えられます。
動画編集・配信も快適
動画編集やゲーム配信などもおこなえました。
Adobe Premiere Proで編集 | TwitchにてOBSで配信 |
---|---|
動画編集はAdobe Premiere Proを使用し、配信はTwitchにてOBSを利用して配信をおこないました。
しかし、エフェクトを複数重ねるような動画編集はすこしむずかしいです。
OMEN35Lのおすすめな購入方法・シークレットクーポンの紹介
OMEN35LはHP公式サイトで常時開催されているセールやアウトレットセールを利用するといいです。
例えば、OMEN35Lは2024年11月時点では7%OFFシークレットクーポンを利用すると最安値です。
OMEN35Lがセール対象になっていない場合は、「7%OFFシークレットクーポン」を利用して購入するといいです。
このクーポンは限られたWEBサイトでしか掲載されていないため、知る人ぞ知るHP公式配布元のクーポンです。
当サイトではHP様から「7%OFFシークレットクーポン」の掲載を許可していただいています。
OMEN35L以外のモデルの購入(ゲーミングPC以外にも利用可能)にも利用できるため、ご自由にお使いください。
OMEN35Lを使用した正直な感想|そのほかのおすすめなモデル
OMEN35Lモデレートモデルを利用した感想やそのほかのおすすめモデルを紹介します。
OMEN35Lモデレートモデルは買い?
筆者はゲーム以外にもさまざまな用途でPCを使うという前提で評価します。
CPUのスペックが低いという点で、さまざまなシーンで動作がもたつくことが気になりました。
購入するのであれば「OMEN35Lアドバンスモデル」です。
現在発売されているゲームの画質を最低(プリセット)にしてもカクつくことがあるという点は許容できないです。
また、NETFLIXを鑑賞しながら動画編集や記事を書いたりする際もNETFLIXの映像がやや乱れた点も気になります。
使い方は人それぞれなので、筆者の評価はあくまでも参考程度にとらえてください。
ApexlegendsやVALORANTなどのFPSゲームをフルHDで快適にプレイしたいという方であれば問題ないパフォーマンスを発揮すると考えられます。
そのほかにおすすめなモデル
OMEN35Lを購入する方は見た目にもこだわられる方も少なくないと考えられるため、ベストな選択は「OMEN35Lアドバンスモデル」です。
しかし、スペックと価格の点もふまえて他のモデルをおすすめするとしたら「Victus15Lパフォーマンスプラスモデルです」
GPUのスペックはそのままでCPUのスペックがRyzen 5 8500Gよりも高いモデルです。
価格的にもOMEN35Lモデレートモデルよりも安いです。
まとめ|OMEN35Lは見た目にこだわる方におすすめ
OMEN35Lモデレートモデルをお借りして使用させてもらってよかったです。
Ryzen 5 8500Gはグラフィック性能が高いCPUですが、グラフィックカードを搭載したゲーミングPCではその恩恵は受けづらいです。
ゲームをプレイするには最低限のスペックであるため、フルHDでFPSゲームを中心にプレイする方にはおすすめです。
しかし、筆者としてはOMEN35Lの見た目が気に入っているのであればアドバンスモデル以上のスペックのモデル、コストパフォーマンうを考えるとVictus15Lパフォーマンスプラスがおすすめです。